【健康で業務効率アップ?】健康第一セミナーを開催しました


連日の猛暑でお疲れの方が多いころではないでしょうか。
疲れが溜まり、なんだか作業の効率が落ちている気がする…。
広島県央商工会ではそんな会員事業者の方のために、「作業療法士が伝える健康第一セミナー」を開催しました。

講師は安芸高田市で「リラクゼーションサロン空と虹」を営む原子絵美さん。
長年作業療法士として経験を積み、リハビリテーションの技術研修や体操講師として活躍されている方です。

原子さんは誤解されがちな健康知識やメンタルケアについて解説し、「体調を崩して誰かが休むより、体調が悪い中無理して働くほうが大きく効率が落ちます。健康リテラシー(健康に関する基礎知識)を上げて毎日元気に働きましょう」と呼びかけました。

指を使って身体をタップする体操も紹介。
「ほんまじゃ、身体がよう曲がるわあ」「目がぱっちり開くね」。
教えられたところを軽くタップするだけで柔軟性が上がったり、コリがほぐれたりすることに驚きの声が上がっていました。

新聞店を営む能地恵子さんは「毎朝2時前に起きるが、うまくリズムが作れているのであまり健康を気にしたことがなかった。暑さなど自分では気付いていないところでストレスが溜まっていることもあると知り、今日習ったタップなどを取り入れていこうと思う」と話していました。


講師は心身を整える作業療法士・原子絵美さん


「体調を整えることが仕事の効率化にも繋がります」という言葉に聞き入る参加者