【大盛況】第6回セントルマルシェを開催しました【inこうち寄りん菜屋】

広島県央商工会は11月3日、一昨年から取り組みを進めている「県央プロバンス計画」の一環として、「第6回セントルマルシェ」を開催しました!

会場は東広島市河内町の小田地区にある農産物直売所「こうち寄りん菜屋」です。小雨が降りしきるあいにくの天候でしたが、31の事業者が出店し、約2000人の来場者でにぎわいました。

テーマは「スローライフ」

河内町での開催は今回が初。会場となった「こうち寄りん菜屋」は、地域住民が協力して営んできた農産物直売所です。建物周辺の駐車場スペースに加え、隣接する芝生広場にもマルシェの白いテントを並べました。

今回のマルシェのテーマは、ゆったりと生活を楽しむ「スローライフ」。寄りん菜屋ならではの食の伝統に焦点を当てました。

寄りん菜屋ではマルシェ限定の特別メニューとして、西城柿を隠し味に使った「バターチキンカレー」や「秋の旬菜パエリア」、「特製スムージー」、「牛すじ煮込みカレー」を提供。柿や甘酒といった伝統的な食材や発酵の技術を生かした調理で、暮らしを楽しむスローライフを表現していました。

寄りん菜屋に行列を作る来場者

もちろん新鮮な野菜も大人気

その他にもグルメコーナーにはマイタケ天ぷらやマイタケ肉まん、ホルモンと原木シイタケのグリル、地域食材をふんだんに使ったパン、地元で採れたお米を使った米粉から揚げなどの限定グルメが盛りだくさん。訪れた人たちは思い思いのメニューをベンチや木陰で楽しんでいました。

ワークショップも充実

食とアートの秋を楽しんでいただけるよう、雑貨類のワークショップ(体験メニュー)も多数ご用意しました。


ドライフラワーをバランスよく配置する「ハーバリウム」、ツタのリースに花や葉をあしらう「リース作り」、木材を組み立てて作品を完成させる「木工体験」、コットン素材で手描きの絵を描いた巾着に色付けする「ぬりえ体験」……来場者はそれぞれ、多彩な内容の体験メニューに真剣な表情でチャレンジしていました。

セントルマルシェ抽選会

今回初の試みとなったのが、「セントルマルシェ抽選会」です。昨年の7月に広島を襲った豪雨災害からの復興を目的に設立された「東広島市商店街等復興支援事業」を活用し、実施しました。

ガラポン抽選会場には多彩な商品がズラリ

参加事業者では10月1日から各店舗にてポイントカードの配布を開始。200円お買い上げごとに1つスタンプを押し、満点カードを集めた人を対象にガラポン抽選会を実施しました。もちろん、マルシェ当日のお買い上げ金額もポイントの対象となります。

抽選には延べ624人が参加。当選者は各参加事業者が持ち寄った景品を受け取ると笑顔で持ち帰っていました。

素敵ショップコンテストはリュラルブーランジェが2連覇

前回のマルシェからスタートした「素敵ショップコンテスト」。出店者と来場者がそれぞれ会場内の店舗を見て、接客や商品、ディスプレイ、ワークショップなどの印象をもとに各店舗に投票し、得票数でショップに順位をつける取り組みです。

来場者でにぎわうリュラルのブース

第1位を獲得した店舗は、前回と同じく豊栄町のパン屋さん「リュラルブーランジェ」です。パンの味はもちろんのこと、わかりやすさとかわいらしさを両立した店舗のディスプレイやこだわり食材の紹介などが評価され、2連覇を達成しました。オーナーの新宅さんは、「次も工夫と努力を重ね、3連覇を獲得したい」と意気込んでいました。

多彩な取り組みにご期待ください!

定期的なイベントの開催に加え、デザインを統一したオリジナルブランド商品の開発や、空き家を改装した古民家の農家民泊や拠点としての活用などさまざまな取り組みを進めてきた「県央プロバンス計画」。5月にオープンした催事コーナー「セントルマルシェin広島三越」も、広島市内に住む方へ県央の魅力を発信する拠点として定着しつつあります。

今後も新たな取り組みを進めていきますので、次回のセントルマルシェはもちろんさらなる県央地域の魅力発信にもどうぞご期待ください!