【広島県央産品の魅力を発信】オンライン商談会を開きました
広島県央商工会は1月23日と2月4日の2回にわたり、県内の百貨店や卸売会社のバイヤーを対象としたオンライン商談会を開きました。地域産品を扱う管内(豊栄町、福富町、河内町)の5事業者が参加。食品や雑貨を扱う百貨店や卸売り販売などのバイヤーに、特色のある地域産品を売り込みました。
初めての独自開催
広島県央商工会独自の商談会開催は、初めての試みです。
これまで大規模な商談会に商工会として参加する機会はありましたが、それだと他の地域に埋もれてしまって、なかなか「県央エリア(豊栄町、福富町、河内町)」に注目してもらえません。商工会は地域としての魅力と産品や事業者を同時にアピールすることで、商談に繋げようという狙いで、今回の独自商談会を企画しました。
当初は対面での商談会を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響拡大を受け、オンラインでの実施に切り替えました。
商工会に設けられたオンライン商談会場では、パソコン画面を通して各事業者が自慢の商品を熱くPR。各産品の味の特徴や使い方、生産方法や原料、取引開始となった場合の搬入方法など、交わされる情報は多岐にわたります。
合同会社CONTACTは、中間崇之代表が手土産として商品開発を進めている県央商品の詰め合わせセットを出品。新鮮な野菜や果物をカードの形で大切な人に送れる「ギュギュっとセット」や、自分好みの詰め合わせにして人に産品をプレゼントできる「re*パックセット」といいった新商品の特徴を各社のバイヤーに説明しました。
セントルマルシェ・プライムも初のお披露目
会場内には、商談会に参加した事業者の商品に加え、昨年末の認定審査会で認定を受けた「セントルマルシェ・プライム2020」受賞商品も展示。この日が初めてのお披露目となりました。
初お披露目の「セントルマルシェ・プライム2020」受賞商品
商談会に参加した各事業者の商品も展示
参加した株式会社さきしまの近成一志代表取締役社長は、「目の前で試飲の感想が聞ける対面での商談会とは違うので難しい面もあるが、既存の取引先にシイタケ入りのブイヨンやグルテンフリーの出汁など、新しいアイテムをPRするきっかけになった」と手ごたえのあった様子を見せていました。
対面での独自商談会にも意欲
商工会の中島茂樹事務局長は「独自の商談会を開くことで、県央エリアに注目してもらうという狙いは達成できた。実際に足を運んでもらえば、地域の魅力をより効果的に発信できると思う。コロナ禍が落ち着けば、ぜひ対面での独自商談会も実施したい」と意気込みを語っていました。